新卒で急性期病棟で働く20歳の看護師。ほとんど味方がいないまま忙しい毎日を送っていた話。

新卒で急性期病棟で働く20歳の看護師。ほとんど味方がいないまま忙しい毎日を送っていた話。

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
20歳

【当時の職業】
一般病院急性期看護師

【当時の住まい】
病院の寮で一人暮らしをしていた。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、同じ業種の別の職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
学校から紹介されてそのまま就職した。
そこそこの病院で一人暮らししたかったため、寮がある病院かつ療養を勧められたため、療養病棟に就職するつもりだった。

【環境と仕事内容】
最初は処置や点滴など。
次第に患者の受け持ちをしていた。
日勤のみだったが、処置の内容もたくさんあり、覚えきれず、仕事も終わらず残業ばかりだった。
新卒後、最初なのでどう仕事を進めていいかもわからなかった。
プリセプターはいたが、毎日いるわけではないし、なかなか馴染めないことも多かった。
今考えれば、厳しくても仕方ないとは思うが、全てが手探りで分からなかった。

【大変だった時期】
学校卒業後、新卒で何も分からないまま配属された。
そもそも急性期は合ってなかったと今でも思う。




【大変だったこと】
仕事の進め方が分からず、残業ばかりしていた。
(平均4時間とか)先輩とかいろいろな人に叱られたりするのが辛かった。
当時は今より、注意力もなかったため、ミスも多く、患者さんを殺してしまうのではないかという恐怖も多々あった。
身体的より精神的に辛いことが多かった。
また、残業は結構していた割には、残業代は全く出なかった。
(当時はなんとも思ってなかったけど)早く、一人前になる人が欲しかったのは分かるけど、全てを急かされすぎて、覚えることが出来なかった。
また、プリセプターも他の先輩も師長も味方じゃなかった(というか私が来る直前までみんなで悪口話されていたこともあった)せめてプリセプターは味方でいてほしかった。

【大変だった期間】
新卒で入社してから半年程度




【当時の心境】
辞めたいと思うことは多々あった。
とりあえず、冬のボーナスを貰ったら辞めようとは思っていたが、そこまで長いと思った。
当時は、先のことなど考えておらず、逃げ出すことばかり考えていた。
トイレで泣いてることも多かった。

【職場が大変だった原因】
どちらにも落ち度はあったと思う。
自分ももっと勉強すればよかったのかもしれないし、職場ももう少し相談に乗ってくれる人とか教育してくれる人も欲しかった。
師長も話は聞いてくれたが、自分の味方ではないことは分かっていた。




【仕事で良かったこと】
達成感などはほとんどなかったが、基礎的な処置などはその間に身につけられたので良かったと思う。
患者さんと話したりしている時は、楽しかった。
時に患者さんに当たられたりもしたけど、謝られて手紙もらった時は嬉しかった。




【特にひどかった最悪の出来事】
中心静脈挿入の介助をしている時、本来は、清潔操作をしなければならないのに、うまく出来なかったときに一緒に介助についてる看護師から叩かれた。
まあ自分ももちろん悪かったが叩くことはないと思った。
また、ある点滴が、二つに分かれていて、点滴としていく場合は、それを混ぜ合わせて使わなければならないものがあったのだが、その点滴が混ぜられてないまま、患者さんにつないでしまった。
その点滴を自分は混ぜておらず、もうすでにルートが刺してあって、針を刺して、つなぐだけのものが置いてあった。
(その時間にしなければならない他の点滴と一緒に)その点滴が開通されたのかを確認しないまま、患者さんに行った自分も悪いが、本来はその点滴は、開通されない限り点滴台に通すことの出来ない仕組みになっていて、まさか開通されてないまま用意されてるとは思わなかった。
これはトラウマになって未だに自分がそういう点滴を混ぜる時は何度も確認する癖が出来たのである意味良かったとは思ってるが…




【相談した人・助けてくれた人】
親や学生時代の友達と話したりしたこと。
友達はみんな大変だった時期だし、親は基本的に味方であったため。
特別な行動や言葉はなかったが、ただ電話やメール、lineなどでお互いに愚痴りあっていた。
それが助けになったのはある。
また、同期も割と多かったので、同期と喋るのも気持ちが楽になった。

【改善のための行動】
特に何もしなかった。
結局、どうすれば改善できるのかも分からなかったため、逃げることを考えることしか出来なかった。
注意されたところを生かすことが当時出来たかはあまり覚えていない。
今なら注意されたところを生かせてると思う。
ただ、当時失敗したところは今でも鮮明に覚えている。




【現在の状況と心境の変化】
もうすぐ10年が経つ。
結局半年後に異動、現在は、別のところに転職し、今は別の意味で大変なところはあるが、看護師は続けているが、正直、そろそろ辞めてもいいかなとは思ってる。
ただ、あの頃に比べると年収なども大幅アップしたため、よくここまで来れたよなぁとは未だに思っている。
私生活も充実してきたが、同期も学生時代の友達も全く関わらなくなったのが大きな違いだと思う。

【学んだこと】
やっぱり一番は処置などの技術。
本当に基礎的なことばかりなので。
ただ、何年もしてないことは忘れていることも多い。



【当時の自分へのアドバイス】
逃げるのはいいけど、もう少し自分の出来ることを頑張ったら(電子カルテの記録は、パソコン打つのは得意だったのでもっと効率よく出来たはず)残業は少なくなったはず。
多分今でも急性期に向いてないのは同じなので、まあ多少は頑張っていたと思う。
ただ、もう少し分からないことは聞けたらもっと良くなったような気がする。