【大学病院の看護師】新人嫌いの男性看護師による沈黙のプレッシャーに苦痛を感じながらも、同期と一緒に励ましあいながら乗り切った話

【大学病院の看護師】新人嫌いの男性看護師による沈黙のプレッシャーに苦痛を感じながらも、同期と一緒に励ましあいながら乗り切った話

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
22歳

【当時の職業】
大学病院で看護師

【当時の住まい】
職場の寮で一人暮らし

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
その職場にまだいるが、今は育児休暇中





【就職のきっかけと経緯】
インターンシップで職場の雰囲気や先輩看護師さん達と触れ合わせていただき、全体の年齢層も若く働きやすそうな環境だと思ったから。

【環境と仕事内容】
二次救急大学病院のICUで重症の患者さん、疾患は様々でほぼ全科の患者の看護を行っていた。
人工呼吸器や24時間持続の透析、人工心肺等の機器も使用していた。
看護師が30人未満程度で役職は特になく、患者は満床で7床、半数は人工呼吸器を使用し会話の出来ない状態の患者だった。
月に夜勤が5回程度でその他は日勤、寮に住んでいたので家賃手当もあり家賃はとても安かった。

【大変だった時期】
専門大学校卒業後就職してすぐの頃




【大変だったこと】
有給はほぼもらえず、暗黙の了解で希望も出せないため、年に3〜4回程しかもらえていなかったと思う。
また新人の頃は希望休も出しずらいことに加え、独身のため年末年始やゴールデンウィーク等は優先的に働かされていた。
2年連続で年越し夜勤をさせられたことは精神的に辛かった。
1人とても頭のいい新人嫌いな男性看護師がいて、その人とペアを組むのが苦痛だった。
ペアで仕事をする日勤は1日会話もなく、空気のような扱いだった。
何をするにもその人の顔色を伺いながらで、動悸がとまらなかった。
その人が夜勤のリーダーのときは、申し送りの最中何度もそれはなぜなのか根拠等聞かれ、分からないことがあればその後調べて報告させられ、必要なこととは分かっていたが、言い方などがキツく辛かった。

【大変だった期間】
入職して2年程は大変だったが、3年程経って慣れた頃は楽しく働いていた




【当時の心境】
寮に住んでいたので常に職場が目に入るのは苦痛だった。
救急車の音も聞く度に嫌で、職場でのモニターや輸液ポンプアラーム音などは休みの日に聞こえたような錯覚に陥ることが多々あった。
ICUの所属だったため緊張感と責任感に押しつぶされそうになることもあったが、職場の人間関係は良好だったので、日々の雑談などしていることが楽しみだった。

【職場が大変だった原因】
1番のストレスは特定の人物と日勤でペアになることと、その人がリーダーの夜勤が嫌すぎて、夜勤の度下痢になるくらいストレスだった。




【仕事で良かったこと】
状態の悪い患者が徐々に回復し一般の病棟に移動できたとき。
その後一般病棟でも長い入院期間を経て退院する時に、ICUにも顔を出してくれて挨拶をしてくれた時。
お礼を言われるために仕事をしていた訳ではないが、あの時頑張って看護していたことに意味があったんだなと実感出来て嬉しかった。




【特にひどかった最悪の出来事】
脳神経外科の50代くらいの患者が入院していて、少しでも状態の変化がないか特に注意が必要な状態だった。
まだ新人の頃でもあったため色々と自信がなく行動に移せない時期だった。
その患者が徐々に状態が変化していたが、そこに気がつけず後々医師に指摘された。
師長にもどういう状況で見逃してしまったのか、聞き取りのようなことをされたが、先輩看護師に私が悪いような話をされた。
患者さんには状態の変化にすぐに気づけずなかったことがとても申し訳なく、もどかしい気持ちでいっぱいになった。
先輩看護師には裏切られたような気持ちになり、誰が悪いと罪の擦り付け合いのようになった。
本当に大切なのは患者さんなのに、そっちのけで犯人探しのようなことが行われる職場がとても嫌だと感じた。




【相談した人・助けてくれた人】
職場の主任と仲良くなったため相談もしやすかったし、困ったことがあればフォローして助けてくれた。
同期の存在が1番で、お互いに愚痴を言い合うだけでもスッキリしたし、プライベートでも仕事終わりに温泉に行ったり、ごはんに行って話すことがストレス発散になっていた。

【改善のための行動】
経験不足でできないことが多いことや、知識不足で自信を持てずに行動に移せないことが多かったため、毎日のように勉強して知識をつけた。
経験を積むためにやらせてもらいたいと声をかけて動き、実践することで徐々に自信をつけていった。




【現在の状況と心境の変化】
ICUで5年ほど働いたころ結婚し妊娠出産。
復帰後は整形外科の病棟で働くことになり、ICUと比較すると緊張感が和らいだ。
業務はより忙しくなったが、患者さんと仲良くなったり、長いリハビリの末に退院できたときは、本当に嬉しくてやりがいを感じて仕事をすることができた。
その職場でも1年程働き、2人目を出産したため、現在は育児休暇中。
子供2人とゆったりとした時間を過ごすことが出来ている。

【学んだこと】
新人嫌いの看護師はなにをしても嫌われているから、とにかく支え合える仲間を大切にして乗り切る。
時か過ぎるのを待つしかない。
知識や経験を身につけることが、患者さんのためたけでなく自分自身のためになる。



【当時の自分へのアドバイス】
新人嫌いの看護師はなにをしようが新人が嫌い。
とにかく少しでも関わらないように避けて、時が経つのを待てば自分が新人ではなくなり、それなりの関係を築くことができる。
それまではとにかく支え合える同期を大切にして、乗り越えるしかない。
明けない夜はないように、辛いことにも終わりは必ずくるから大丈夫、安心して。