【看護師】大学病院産婦人科の助産師と看護師の格差。嫌がらせに追い込まれた話。

【看護師】大学病院産婦人科の助産師と看護師の格差。嫌がらせに追い込まれた話。

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
21歳

【当時の職業】
大学病院産婦人科の正看護師

【当時の住まい】
実家の一軒家で母親と兄と祖父母と暮らしていました

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、同じ業種の別の職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
新卒で大学病院に入職し希望病棟をICUとしていましたが、配属されたのが、なんと予想外の産婦人科でした。

【環境と仕事内容】
私は看護師であり助産師ではなかったため、主に新生児の担当(新生児室での授乳や沐浴、手術室でのbabyキャッチなど)婦人科の患者様の担当(子宮がんや子宮内膜症などといった婦人科疾患の手術後のケア)出産後の褥婦の担当をしていました。
三交代制であったため、日勤、準夜勤、夜勤だったのですが、ときには日勤からの夜勤と言う勤務もありました。

【大変だった時期】
20歳新卒で配属され、24歳で退職するまでずっと大変でした。




【大変だったこと】
産婦人科=助産師がほとんどであり、同じ新卒でも同期はほとんど助産師でしたので常に看護師は下に見られている印象でした。
患者様の急変の場面でも、看護師なんだから駆けつけても仕方ないと言われることもありました。
一方では看護助手に任せてもいいようなベッドサイドの掃除やゴミ捨てなど、雑用を任されることが非常に負担でした。
看護師としての尊厳を守ってもらえなかったような印象です。
日勤からの深夜勤務の際は日勤は定時で上がりたかったのですが、それも叶わず、夕方の20時ごろまで働いて数時間寝て0時から朝まで勤務ということも少なくなかったです。
精神的にも身体的にも非常に蝕まれる日々でした。
休みの日も寮に入っていたため何かあるたびにすぐに呼び出されるのも非常に苦痛だった点です。

【大変だった期間】
新卒で入職してから退職するまでずっとでした。




【当時の心境】
上から目線で見てくる助産師がほとんどの中でも、同じ看護師が数名は働いていたことで同じ苦しみを共有することができたと感じています。
何より看護師として患者様からありがとうと言われることがとてもうれしかったことを覚えています。

【職場が大変だった原因】
各職種の上下関係の問題だったと思います。
助産師の方が偉い、看護師の方が劣ると言うことではなく、それぞれが平等の立場で扱われ勤務できる状況であったら良かったと感じています。




【仕事で良かったこと】
大変な職場の中でも、やはり患者様とのお話や、患者様から感謝の気持ちを述べられた時は、ここにきて良かったと思える唯一の瞬間だったと思います。
また、出産の瞬間に立ち会えることは人生の中でもかけがえのない思い出です。




【特にひどかった最悪の出来事】
看護師は必要ない、看護師はいらない、出ていけ!などとロッカーに張り紙をされたり、聞こえよがしに嫌がらせの言葉を浴びせられたりしたことがありました。
上司に相談しても、ことを大きくしたくないのか「あなたの勘違いなんじゃないの」と話すら取り合ってもらえませんでした。
挙句の果てには、ナースシューズがなくなったり、白衣がなくなったりと言う嫌がらせが相次ぎ、最終的には退職を決めました。
こともあろうに人を助ける医療従事者と言うものが、そのようなことをすると言う怒りを超えて恐怖のようなものを感じました。
その後も様々な職場を体験しましたが、そのような嫌がらせのあった病院は初めてだったと思います。
もう二度とあんな風には戻りたくないなと思います。




【相談した人・助けてくれた人】
上司に相談をしたこともありましたが、面倒な人間関係から目を背けたいのか、しっかりと対応してもらった事はありませんでした。
さらに上の人には、話すらもっていくことができませんでした。
大規模組織の宿命であったと思います。

【改善のための行動】
嫌がらせはする方よりもされる方がまだマシだと自分に言い聞かせたり、何より仕事をしに来てるのだと言う意識を自分の中でなるべく高めるように日々努力をし毎日がんばっていた記憶があります。
結果として患者様から感謝される事は唯一の喜びでした。




【現在の状況と心境の変化】
あれから10年近くが経ちますが、今となってはあの頃の嫌がらせをされた嫌な苦しい記憶も私の糧となっていると感じます。
介護職や他職種と勤務することも現在あるのですが、どちらが上とかどちらが下ではなく平等に仕事をすると言うことを指導する立場となっています。
今でも職種に格差をつけて嫌がらせをしようとする人もいないわけではありませんが、あの頃の自分を思い出して、そのような人にはしっかりと指導する立場になっています。

【学んだこと】
すべての事は経験だと感じています。
人生波あり谷あり、嫌なこともあれば嬉しいこともある。
あのような日々がずっと続くのではないかと思い悩むこともありましたが、それを乗り越えればもっと強くなると学びました。



【当時の自分へのアドバイス】
当時の自分が学んだことを今の自分に伝えるとするならば、自分がされて嫌だった事は決して相手にもしてはいけないと言う事。
こんな日々がいつまで続くのだろうと悩まずに、明けない夜は無い、抜けないトンネルもないと言うことを過去の自分に伝えたいです。
そしてその結果1回りも2回りも大きな人間になれると言うことをアドバイスしたいです。